12月22日決まった平成22年度税制改正では、所得税・住民税の扶養控除が廃止・縮減されることになり、家計には増税色の強い内容となりました。
一方で、子ども手当や高校無償化などの財政支出に重点を置き、所得格差を是正する「控除から手当へ」という政策スタンスを鮮明にしています。ほとんどの子育て世帯で差し引きでは、所得が増える見込みで、家計を潤す一定の効果は期待できそうです。
扶養控除は、収入から一定額を差し引き、納税額を少なくする。廃止される15歳以下の子供を対象とした扶養控除では、所得税で1人当たり38万円、住民税で33万円の所得控除がなくなり、その分、増税となります。
一方、子ども手当の創設によって、22年度は15歳以下1人当たり月1万3千円(年15万6千円)、23年度からは月2万6千円(年31万2千円)が支給されます。ただ、現行の児童手当は廃止、一方、高校無償化では、1人当たり年12万円程度の所得増になります。
毎日寒い日が続きますね。
今日は休日出勤していますが、12月提出の法人が昨日で終了したため、
ダラダラ気分で出勤です。
申告書の提出のついでに、消費税の分割納付の交渉。つまり、一度に支払うと高額なので分割して納めるようにお願いしたわけです。
そしたら、以前別の税務署であったことのある、いやなやつ。(げっまたかよ 心の声) ただし、今回はすんなりと分割納付に応じていただけました。
不景気になるとこういった仕事が増えますね。
その一方で、資産家といわれる人もいるわけで。
今年おこなった資産税がらみの申告(譲渡とか相続など)ではかなりの
金額に出会いました。
80歳のおじいさんが譲渡所得で8千万円とか、一人暮らしの70代の方が
相続財産2億円とか。
まあ世の中不公平だと感じましたが、それぞれ悩みの種はあるようで。
「すでに親兄弟もなくなって、子供もいない一人暮らし。膝が痛くて外出も自由にできない。少しばかりの財産があったって・・・。 若くて健康で、子供のいるあなたがうらやましい」と逆に言われました。
そうですね。健康で毎日仕事ができる生活に感謝しなければなりませんね。
確定申告、年末調整の打ち合わせ&夜は忘年会という生活も来週の月曜と火曜日で終了。水曜日からは相続税の申告で広島へ出張。
運よく土曜日までに帰れれば28日に顧問先の忘年会へ飛び入り参加で今年の業務は終了の予定です。
今年も皆様、大変お世話になりました。少し早いですが、メリークリスマスそして、よいお年をお迎えください。